スローライフに魅せられて～凸凹家のブログpart2～

宮古島市は、新型コロナウイルス感染リスク抑制のため、市内の観光地や観光施設、公園などの駐車場やトイレを今日から5月10日まで閉鎖することを決めました。これは、国や県、宮古島市などが、沖縄離島への観光を自粛するよう求めているにもかかわらず、未だ諦め切れない一部の人が、コロナウイルスを運ぶリスクをしょいながら、沖縄観光を強行しようとしていることに対し、改めて自粛を求める（今は来島を歓迎していない）意志を明確にするためです。なお、閉鎖するのは駐車場やトイレなどで、ビーチや公園本体は含まれていません。

市が行う閉鎖の対象は、前浜ビーチや吉野海岸の施設などですが、池間島は対象に入っていません。と言うことは、従来のゴールデンウィークと比べれば減少しているとは言え、自粛要請を受け入れない観光客が、閉鎖の対象となっていないビーチへ集中する可能性があるわけで、今般池間自治会は、観光客の池間島来島を抑制するため、ビーチの閉鎖を行いました。





すでに大神島と多良間島は、宮古本島との間で運航しているフェリーの減便を実施し、ウイルスの侵入防止に努めていますが、池間島は宮古本島と橋で繋がっており、島への侵入抑制を物理的に行うことはなかなかできません。なので、今回ビーチを閉鎖することで、池間島の来島を減らし、ウイルス侵入を抑制する手段に出たのです。

ここで、お断りしておきますが、ビーチ自体は自治会の土地ではないので、入ることを法的に抑止することはできません。しかし、ビーチの内側、保安林や植生帯などに作られた道は、自治会が所有する土地にあります。この土地の（勝手な）通行を禁止することで、実質ビーチへの立入を阻止することができるのです。なお、フナクスの駐車場は、自治会の所有する土地にあります。

なお、池間自治会は、観光客への来島自粛だけを訴えているわけではなく、池間島出身者すべての来島（帰省）を自粛するよう、島内で呼びかけています。

今回自治会が閉鎖したビーチは、カギンミ・フナクス・イキズーの三カ所ですが、ハート岩のあるイキマサランマも駐車場が閉鎖されています。

もし、まだ、ゴールデンウイーク中に、宮古島・池間島観光を計画していた方がいましたら、再考ください。今来ても、普段の1/10の楽しさも得られません。

新型コロナが収束し、来る人も、迎える人も、みんなが笑顔で会える日まで、今は我慢でお過ごしください。

【重要なお知らせ】2019年4月1日より、敷地内は完全禁煙となりました。

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