スローライフに魅せられて～凸凹家のブログpart2～

今日で9月も終わって、明日から10月です。

いい加減、けりを付けなければいけないので、このブログを書くことにしました。

昨年、宮古島に一つしかない映画館が閉館の危機に襲われました。

「シネマパニック宮古島のデジタル化募金」

フィルムのデジタル化が進む中、資金不足で新しい機材が購入できなかったのです。そこで、募金活動が始まりました。募金箱は宮古島はもちろん、東京にも置かれ、多くの善意が寄せられました。

しかし、募金は目標額の1000万円には遠く及ばず、当初、2013年12月～2014年3月と決めていた活動期間を2ヶ月間延長したのでした。

凸凹家でも、フロントには募金箱を置きお客さんに募金をお願いし、またブログには導入プロジェクトのバナーを貼って読者に募金を呼びかけました。

5月になって、募金箱は回収されていきましたが、募金がいくら集まったのか、途中経過もほとんど発表されず、ただ「集まった募金を足がかりとして機材を購入する」とだけ、当事者から聞きました。

やがて、あのよしもとが、映画館の命名権を300万円で購入し、名前を「よしもと南の島パニパニシネマ」に変えてリニューアルオープンすることを知りました。



募金＋命名権で、機材購入資金は充足し、8月に「よしもと南の島パニパニシネマ」はプレオープンしました。

でも正直言って、命名権の事を知って初めに思ったことは、「自分はよしもとの命名権の値段を下げる手伝いをしていただけなのではないか？」、でした。

結果として、デジタル機器は購入でき、映画館は危機を免れたわけですが、延長した募金期間が過ぎて今日で4ヶ月になりますが、導入プロジェクトのサイトは全く更新されず、更新の記録は3月末、募金の記録も6月末で止まったままで、未だプロジェクター導入の報告がありません。途中経過の報告を含め、自分はかなり強い口調で「趣旨に賛同し募金をしてくれた人たちに報告を！」とお願いをしてきましたが、未だ叶っていません。

シネマプロジェゥター導入プロジェクト

せめてこのブログを読んで募金をしてくれた人には、当事者に変わって、プロジェクター導入の報告とお礼を言いたいと思います。

よしもと南の島パニパニシネマはおかげさまで、現在、9月19日から全国一斉ロードショーした「猿の惑星　新世紀（ライジング）」を上映中です。これも募金をしてくれた人たちのお陰だと思っています。ありがとうございました。

そして自分は明日、「猿の惑星」を見に行こうと思っています。映画を見て、この胸の中のもやもやを一掃したいと思います。



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