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2013年12月16日

シネマパニック宮古島のデジタル化募金!

宮古島でただひとつの映画館、シネマパニック宮古島のデジタル化を応援する募金箱を、凸凹家にも置きました。

シネマパニック宮古島のデジタル化募金!

今後、市内約100箇所のお店などに置かれる予定です。

シネマパニック宮古島は2005年、旧宮古国映館跡にオープンしました。それまで宮古島では3年半、映画館がなかったそうです。

来場者は、オープンの翌年には年間18,000人もありましが、レンタルDVDの普及や市民の映画離れもあって、今年はまだその1/3にも達していないそうです。来場者が減っている原因のひとつは、「見たい映画が来ない」のもあるかと思いますが、それには映画のデジタル化の影響が少なからずあるのです。

映画と言えば自分は35mmフィルムを連想しますが、10年ほど前からはデジタルビデオカメラで撮影してコンピューター上で編集をする、所謂デジタルシネマが増え始め、それをあとからフィルムに焼き付けて映画館に配給していたようです。しかしそれも、何と昨年9月にはフィルムそのものの生産が終了し、フィルム映画の配給が限りなく減少しているらしいのです。

デジタルシネマをそのまま上映するためには、当然デジタル機器が必要になりますが、それを購入するためには、普及や改良で価格が下がってきたとは言え、何だかんだと1000万円近くが必要になりますが、来場者が年間数千人に映画館にその資金はありません。

地方の映画館では、デジタル化を契機に閉館するところも少なくないとか。現在沖縄県にはシネマパニック宮古島を含め、映画館はわずか6軒しかありません。

実は、2005年のオープン時の新聞記事を見つけたのですが、そこには「シネマパニックグループの映画館」と書かれていました。「グループ?」と不思議に思ってインターネットで調べてみたら、石垣島に「シネマパニック万世館」、奄美大島に「ブックス十番館シネマパニック」と言う「シネマパニック」を名乗る映画館があったようですが、「シネマニック万世館」は2009年1月に、「ブックス十番館シネマパニック」は2011年(?)に、いずれも閉館になっていました(これらの映画館が実際にグループで会ったかはわかりませんが)。

シネマパニック宮古島も、デジタル化の波を乗り越えなければ同じ運命をたどることになります。宮古島唯一の映画館を文化拠点のひとつとして維持・発展させるために、デジタル化への応援をお願いします。

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【お知らせ】6月末までの予約受付中!ホームページからご予約のお客様には特典あり!詳しくはホームページをご覧ください

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シネマパニック宮古島のデジタル化募金!


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Posted by 凸凹家 凸担当 at 17:36│Comments(0)日常の出来事
 
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